代表プロフィール

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プロフィール

名古屋のコンサルティング会社にて、コンサルタントとして、経営計画の策定、営業コンサル、人事コンサルティング、組織作り、採用支援、プライバシーマーク認証取得支援(主任審査員資格保有)を中心に中小企業のコンサルティングに従事。各種セミナー講師も担当。
前職では採用チームのプロジェクトメンバーとして長きに渡り活動し、持ち前の人を惹きつける魅力で、多くの若手社員の採用に貢献。
2023年3月に前職を退職し、株式会社sandboxを設立。代表取締役として始動。

代表インタビュー

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  それではまず経歴を教えてください。


2012年にコンサルティング会社に入社し、研修講師をしながら、企業のコンサルティングをしてきました。
その後、情報セキュリティの外部資格を取得し、審査機関での審査業務や、ISO、Pマークの認証取得支援を中心としたコンサルティングに従事しながら、最近では評価制度や教育制度づくりに携わる機会が増えています。研修講師は継続して担当していました。

  出会った頃の山田さんは研修講師をものすごい数こなしていた印象があります。


そうですね。

最近では研修講師業を後輩に引き継いでいたため、だいぶ減ってきましたが、
当時(2014年頃)は確かに多かったですね。

どれだけ数をこなしても緊張する研修講師


  今までたくさんの研修講師を経験してきたと思いますが、以前、どんなに回数を重ねてもセミナーや研修をする前は緊張するとお話ししていました。今でも緊張するのでしょうか?



回会社をやめたくなるくらい、緊張しています(笑)。
昼過ぎの研修では緊張で昼食が摂れないなんてことはザラでした。
講師として前に登壇し、一言目を発してからは全然大丈夫なのですが、始まるまでは本当にしんどいです。

少しでも相手の感情を動かしたい。


  日頃から大事にしていることを教えてください。



ちょっとでも笑わせたいとか考えていますね。

手の感情を少しでも動かしたいと思っています。お客さんとの打合せが進んで行く中で、お客さんの感情が動くと良いなと想いながらコミュニケーションを取っています。

  少しでも喜ばせようといった感じでしょうか?


そういった意図もありますし、少しでも楽しんでもらいたいといった感覚だったり、クスリと笑いを取ることであったり…(笑)

例えば研修であれば、「あの講師ずっと笑いを取りに来てるなー」と思われながらもだんだんそれがおもしろくなってくるようなことを意識したりですね。

幼き頃に遊んだ砂場遊びのように自由で。楽しく。


  sandboxの由来を教えてください。


二つありまして、

一つ目はIT系の安全地帯の意味合いからとっているので、お客さんにとって安心できる会社でありたいと考えています。

もう一つは砂場の意味で、

子供のころ、公園の砂場では自由につくって、こわして遊んでいたかと思います。そんな砂場遊びのように楽しく、自由に新しいものをつくったりこわしたりしながら進んで行けたらという想いを社名に込めました。

  これまでの状況と真逆のことに取り組んでいくということでしょうか?


今までと全く逆かもしれません。

やっぱり新しいことや、やりたいことをやっていきたいですね。小さい頃は思うまま、作りたいものをつくっていて良かったですよね。
いろいろできなくなってきたり...あるもので済まそうとしたり...そうじゃない会社にしていきたいと思っています。

だからこの先、誰かを採用していくことになったとしても、お互いにお互いが楽しんでいる会社にしていきたいと考えています。

どうにかしようと思わなければどうにもならない。自分とのかかわりがなくなったとしても困らないような支援をしたい

  今までできなかったことを楽しくやっていきましょう。sandboxはこれからどんなお客さんの力になりたいですか?


一緒に動きたい会社ですかね。 「山田さんお願いね」ではなく「山田さん一緒にやろうよ」と言ってくれる会社の力になりたいと考えています。 「山田さんどうにかしてよ」だけでは正直難しいですよね。自分たちがどうにかしようと思わないとどうにもならないと思っています。

そのためのアプローチはたくさんしますが、極論言えば、私がいなくなっても困らない様にしたいと思っています。 常に関わり続けることは、ビジネスとしては必要かもしれませんが、一人でやれるようになったらそれを後押しするべきだと考えています。

 

ここではできない!とは思わない場所であり続けること


  働きやすい会社ってどんな会社だと思いますか?



これしたい!って一人一人が思い続けられる会社ではないかと思います。働いているとそれがどんどんなくなってしまうことが多いと感じます。
そこで働く人たちがやりたいことを見つけ続けられるような会社であること。それを見つけ続けてもらう為には、何か新しいことをし続ける必要があるのかもしれません。

子どものころから働くことや仕事を身近に感じることができるきっかけづくり

  sandboxの事業の一つに教育現場を支援するというものがあります。
これまでの山田さんが取り組まれてきたことからは少し毛色が異なるものですが、新規事業に対する想いや考えを教えてください。


学生と企業が接点をもっと持てるような場が増えるといいなと考えています。

ただ、どちらかというと、学生がもっと働くことについて早くから考えられる環境が必要だと思っているので、教育現場と関わりたいというよりも若者と関わっていきたいといった感じです。

大学三年生が就職活動を迎えてはじめて、「何をしよう」と考えるには時間が全然足りないと思います。
勉強ももちろん大切ですが、もっと小さいころから働くことや仕事について考えられるようなきっかけづくりをしていきたいです。

撮影場所:なごのキャンパス